年下彼女に負ける俺-1-

「あの…私変ですかね?突然会いたくなるとか。」


私の言葉に紗枝香さんはいいんじゃない?と言った。





「付き合ってるなら当たり前だと思うし。」


「でもっ…!!」




私は聡ちゃんにも紗枝香さんにも迷惑をかけてしまっている。

そんなことを言えば、気にすることないよと言われた。





「それにきっと、聡介は嬉しかったんじゃない?美桜子ちゃんが会いに来てくれて…」


そうかな?と言えば、そうだよと返ってきた。






「まっ、とにかく今は休んでなよ。」


そう言った紗枝香さんは、お皿を片付けてキッチンの方へと行った。

そして私は紗枝香さんに一言寝てますねと言って、寝室へと向かった。