年下彼女に負ける俺-1-

寝室に入れば、お姫様だっこをされていた私のことを椅子に座らせてくれた聡ちゃん。


その間もなにも聞かずにいてくれるのは、聡ちゃんの優しさ。




「聡ちゃん…ごめんね…?」


言いながら壁に掛けてある時計を見ると、時間は深夜1時だった。



こんな時間まで外で待っていたのかなんて、いつもみたいに考える余裕なんてなくて。

ただ聡ちゃんに迷惑をかけてしまっていることだけが、気になっていた。