年下彼女に負ける俺-1-

「いやー、上手くいってよかったね!」


ちーちゃんの言葉に、みんながそうだねと言う中、私一人はトイレから戻ってきたところ。



文化祭も無事に終わって、みんなでカラオケしながら打ち上げ。

歌うのは好きだけど、人前で歌うのが苦手な私にとってはちょっと苦痛だったり。



親代わりの聡ちゃんには打ち上げをすることを事前に伝えておいたので、もちろん怒られることはない。


仕事で迎えに行くことができなくてごめんと、メールで言ってきた聡ちゃんの優しさが嬉しかったり。


きっとそんな私の気持ちは知らないし、気づいてもないんだろうけど。