年下彼女に負ける俺-1-

「ありがとう。」


言いながら聡ちゃんの頭を撫でる。

心の中で可愛いなぁと思っていると、聡ちゃんが言った。




「今、可愛いなとか思ってるでしょ。」


「えっ…」


思っていたことを当てられて動揺していると、図星だと言いながら聡ちゃんはニヤッとした。


だけどすぐに、可愛いは禁止と言った。




「次から言ったら罰ゲームな。」


聡ちゃんがそう言ったところで立ち上がれば、私は学校の方へ。

聡ちゃんたちは、私とは逆方向に。