年下彼女に負ける俺-1-

「へえー…そうなんですか。」


そしてもう一人の声も聞こえた。




「それにしても…こいつ可愛いな。」

そう言って前にいるであろう人は、私の頭を撫でた。



そのことに驚いて反応した私は、1歩後ろに下がった。




「じゃ、そろそろ行きましょうよ。聡介さん。」


誰かがそう言えば、二人が私から離れて行った。





っていうか…今、聡介さんって…。


「聡ちゃん!」



気がつけば、聡ちゃんの名前を呼びながら抱きついていた。