年下彼女に負ける俺-1-

「なにが?」


という聡ちゃんは、不思議そうな顔をした。





「なんか…ごめん…ね?」


うまく言葉にできなくて、このままだとまた悪い空気になってしまうんじゃないかと思って、テーブルに飲んでいたジュースを置いては、聡ちゃんから離れようとした。



だけど、椅子から立ち上がって後ろを向いた時に、聡ちゃんが私の腕を掴んだ。




「ちゃんと言って?」


「言え…ないよ…」


恥ずかしくて、言えるわけがない。





「ごめん。今日の私…なんか変だ。」


手…離して。

そう言えば、聡ちゃんは手を離してくれたから、私は聡ちゃんから離れて海の家を出た。