年下彼女に負ける俺-1-

自動販売機の隣にあったベンチに座れば、隣に聡ちゃんも座ってきた。



「なあ…拓とか喜嶋さんとかに、変なこと聞かれてない?」

あの二人、いつも会社で聞いてくるからさ…と聡ちゃんは困った顔をした。




聡ちゃんの質問に、私は笑顔で答える。


「聞かれたよ。拓さんや喜嶋さんだけじゃなく、みんなに。」

なんて?と聡ちゃんが聞いてきたので、私は続けて答える。




「聡ちゃんのどこが好きなの?とか、出会ったきっかけは?とか、どっちから告白したの?とか。」


私の言葉に、聡ちゃんがはぁ…と溜め息をしたのが聞こえた。




「喜嶋さんからは、どこまでいってるの?って聞かれた。」


「お、お前、その質問に答えたのか!?」


聡ちゃんは頬を赤く染めながら、少しだけ恥ずかしそうに聞いてきた。