年下彼女に負ける俺-1-

「あのさ…ごめん。」


聡ちゃんが再び謝ってきたので、いいよと答える。



聡ちゃんは悪くない。

悪くないよ。




そんな気持ちから生まれた行為だったのか、気づけば聡ちゃんの頭を撫でて、彼の頬にキスをしていた。




もういいよと言ってまた聡ちゃんの頭を撫で撫で。


「十分気持ちはわかったからさ。」



ニッコリ笑えば、やっと聡ちゃんは笑ってくれた。






そして玄関からはインターホンのチャイムが何度も鳴っていた。



「こんな時間に誰だ?」


時間は7時過ぎ。


ちょっと待っててと言いながら立ちあがった聡ちゃんは、玄関の方へと行ってしまった。