年下彼女に負ける俺-1-

天使ちゃんが降りた駅から10分が経った頃に、後ろの方から変な違和感を感じた。


おいおい、マジですか。

そう思っていても、今の私に余裕なんかなくて、声も出せずにいた。




後ろにいるおじさんの手が私の太ももを触り、徐々にスカートの中へと入っていく。


私には妻と子供がいるのに…、なんて声がブツブツと後ろから聞こえるけど手は止まらない。





妻と子供がいるならやめなさいよとか思う。

でも、恥ずかしいと思っている自分が声を出すのを止めていた。




「聡ちゃん…」


すごく小さな声で聡ちゃんに助けを求めた。

いないとわかっていたのに求めていた。




もう少しで涙がこぼれ落ちそうな時に、奇跡は起きた。