やっとのことで私がパーピの袖を引っ張ったのと、
クリュさんの部屋の扉が開いたのがほぼ同時だった。
私は、ウィンクルムさんの部屋の扉とクリュさんの部屋の扉との間の廊下で、よつんばいになっている。
私にも羞恥心くらいあるよ!!
「あ、大丈夫です!問題ありません!だから今すぐ扉を閉めてください!!」
「は?」
「クリュ兄ちゃん!セルが動けなくなっちゃったの!」
「は?」
「早く部屋に戻ってください!!」
「……」
「セルを助けて!!」
「…うるさい」
クリュさんは私が落とした残りの洗濯物を拾い、レオに渡した。
「これ、3人で協力して振り分けといて」
「「「はーい」」」


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