「俺元帥に聞いてこよかぁ?」
…あ、そっか。
中将なら元帥に聞けるかもしれない。
でも、
「話してくれますかね」
「元帥とかよりあいつを問いつめたほうがいいだろ」
クリュっちの言うあいつとは、おそらくオルビスのこと。
でも、
「本当のこと教えてくれるかな」
どっちも上手くいかない気がする。
「あいつ今どこにいんの?」
「デスクワークなら…書斎かな」
「案内役、ついてこい」
クリュっちは案内役に俺を抜擢し、勢い良くベッドから起き上がりすたすたと歩く。
って、またもや命令口調ッ!?
オルビスが答えてくれるとは思えないけどな…。
無駄な気しかしないまま、書斎へ向かった。


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