銃を奪ってどうするつもりだったんだろ。
てかそもそも、なんで銃奪うつもりだったのに命乞いなんかしたんだろ。
自分の行動なのに、その心理のあまりの謎に、昼食ができて全員がダイニングテーブルに集まっていたことにも気づかなかった。
「この先どうする」
クルシオさんの簡易な問いに、
誰かが答えるわけでもなく、
誰かが提案するわけでもなく、
誰かが相談するわけでもなく、
誰もが黙った。
「選択肢は?」
認識するほど長くは感じなかった沈黙を破ったのは意外にもサーナーティで、
みんなで一丸となって難局を切り抜けようとする姿勢が窺えた。
「パクスを修理するか、居候先を探すか、だな」


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