ウチの親友、絹にはいっつも報告や相談してる。
だれかに言わなきゃウチはもたないから。


昨日、ウチは絹に相談しにいった。

「もう無理だよー(涙)」
「なんで?」
「もう絶対 ウチのこと好きじゃないよー
だってさー全然しゃべんないしさー、薫としゃべってばっかだしさー
 なんか無視されてるみたいだしさー」

「そーなん!?」
「うん。」

「じゃーさ、明日の態度見て決めたらー?」
「うん。」




そして今日で決めることになったけど、
ウチは諦められるのかなー。


朝、絹と学校に行くと
クラスがちがうから
すぐ分かれちゃった。

「なんかあったら言ってね」
それだけ言って 歩いていった。


教室に入ると颯はまだきてなかった。


ウチは教室にいた男子に元気よく挨拶した

「おはよー」

「おはよー」

ウチはすぐ机を枕がわりにして寝込んだ。



時間はドンドンたって颯が3・4人ぐらいと一緒にきた。

やっぱり態度は変わらず、
ウチは我慢しきれず

すぐに絹の教室へと向かった。



「絹~。」

「ん?どーだった?」

「やっぱりダメだよ。 もう諦めたほうがいいのかなー?」

「態度がかわってないならねー」
「はぁー。なんでこんなに辛いのー
いっそのこと颯を好きにならなければよかった。
みんなの言葉と颯の言葉を少しでも信じたうちがばかだった」


そー言いながら ウチはいつの間にか泣いてた。

「もうホント無理だよー。」


そう言ったとき、休み時間が終わるチャイムがなった。

「じゃーね」

ウチは自分の教室に戻っていった。


ウチ諦めれるのかなー・・・。





ダメだ。結局、授業に集中できなかった。

休み時間も魂ぬけたようにずっと机にもたれてる自分。