「結衣は、知らないの?」



『何のことを言ってるの?』




私は、そんなに情報網がないから結衣に聞いている




この状態でわかったら、奇跡だと言ってもらいたい





「あれよ、あれ。」




はぁっと呆れたようなため息をついた芽依は指を指した




ステージに上がろうと階段を上っている彼を