パァン! とピストルが鳴る。どうやら一位の様だ。 最初は砂地をならすかのように引きずられていた私は、最終的に花折君とおめでたくゴールした。 やったね。嬉しくないけど。 私はようやく地に足を着け、ふぅと息をはいた。それと同時に審査員が花折君に近付いていく。 「お題と合っていれば見事一位です! さぁ花折選手、お題は何ですか?」 「ん……これ」 花折君はぺらっと紙を審査員に渡した。 そういやお題、何だったのかな?