「和真先輩……小学生、みたい」
私が正に思っていたことを代弁してくれたのは花折君だ。
頬をパンでいっぱいに膨らませながら彼はいつもの無表情でそう言った。
「っはあ!? お、俺はこいつを元気付けてやろうとしただけだっつの!!」
「ん……、元気付ける……?」
花折くんは不思議そうに目を細め首を捻る。
「和真先輩……、小鳥遊先輩、の事好きに、なったの?」
「ぶふっ!!」
「ぎゃああ和真君汚い!!」
盛大に口から形容し難い何かを噴き出した和真君は真っ赤になった顔を左の手の甲で隠すようにして騒ぎだす。
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