五人の王子に仕えしは





「あ、っ……!」



 裾が上がり、脇腹とおへその辺りを奏君の指が行き来。

 それも、肌に直接である。

 や、やだ何やってんの!!?


「くくっ……ちゃんと、掛け声口に出せよ」


 囁かれるようにそう言われ、耳からまた身体が疼いた。

 ……こんな状況じゃ、掛け声なんか言えない……っ!


 それに、今は皆集中してるから気付いてないけど一応公衆の面前だからっ……ばれるから……っ!


『いっちに!』
『さーんし!』
『いっちに!』
『さーんし!』


 クラスの精一杯の掛け声が響くなか、ぐっと口をつぐむ私。

 なのに。


「っ……!」


 奏君の右手の指は下へ下へと下がり、脇腹からズボンの中へと入った。