五人の王子に仕えしは






 そうだよ、せっかく私が呼んで、せっかく来てくれたんだもん。

 ちゃんと練習しなきゃ。



 そう思い、私は素早く襷でお互いの足を結びつけるとすくっと立ち上がった。




「よし、やろう!」

「……はあ」


 そうそう溜め息を吐いた柏崎君は露知らず、私は精一杯腕を伸ばして肩を組、もうとする。



「んーっ、うう、届かないっ……わわ」


 ぴょんぴょんと跳ねるが足が結ばれているため転びそうになる。
 ……あんまり近付き過ぎてもあれだしなあ。


「……ご、ごめん柏崎君、ちょっと屈んでくれない?」

「…………チッ」



 ……こわっ!!