五人の王子に仕えしは




 この部屋にはヤツ……神崎クン以外の人の気配もある。

 気配というか、普通に話し声がする。頭が固定されているため確認は出来ないが。


「か、か神崎君、昨日の事は、っ……ごめんなさい!」
「ごめんで済む話じゃないんだよね……」


 背後から聞こえる神崎君のその声音に、冷や汗が垂れる。
 そんなにパンツ見られたの恥ずかしかったの神崎クン。流石と言うべきか、良いデザインだったよ。
 ていうか私そんなの気にしないよ!

 ……病院送りフラグだよねこれ。


 ビクビクしながら展開を待っていると、固定されていた私の頭がおもむろに解放された。



 私は、少し躊躇しながら後ろを振り向く。