五人の王子に仕えしは





 その後私は、春川さんに指導を受けつつ植物の世話をした。



 なんか、意外と奥深いなあとか思ってしまった。


「ふぅ、お疲れ様。ありがとうね」

「ううん、私こそ。凄い楽しかった!」

「そう。それは嬉しいな」



 春川さんは嬉しそうに笑うと、近くに背を伸ばしていた百合に目線を合わせるかのようにしゃがんだ。



 それに倣って、私も近くにしゃがむ。