「あーあ、良いの? あんな事言っちゃって」 春川さんは口元に手を宛行うようにしてクスリと笑う。 奏君より春川さんのが魔界のプリンスじゃない? なんて私は最近思うよ。 「……別に、良いよ? 奏君最近私に酷い事ばっかから」 ていうか扱いもほんと酷いよね。 私を何だと思っているんだ。 ……便利な道具? うん、そうですね、便利な道具ですよ私はっ。 ……保健室ではあんな優しかったのに。