五人の王子に仕えしは




「顔隠すのは反則だからね?」

「りょーかい、っす」



 どんな顔するんだろ、花折君。


「にーらめっこしーましょ、わーらうっとまっけよ、あっぷっぷ!」



 私は手を使って極限まで顔を縮めた。
 ……これで笑わなかったやつはいないんだぞ!


「っふ、くく……っ」

 弱っ!!?
 花折君弱っ!!


 今一瞬で終わったよね!!?


 よっぽど笑った顔を見せたくないのか、後ろを向いてしまった。