五人の王子に仕えしは




 そう言って、花折君は目を開いた。



 ぱちりと視線が合う。


「……やっぱり」



 そう言って花折君は薄く笑った、気がした。

 花折君の顔はほんのり赤く、ちょっと汗を書いているみたいだ。
 少しだけだが、息も荒い。




 結構つらいみたいだな……。


 確認が出来た私は、カーテンを戻して定位置に寝た。



「花折君も笑うんだね」


 苦手意識が、薄くなった気がする。