少しだけ、参っている花折君が気になって、カーテンを少しずらして向こうを覗いた。 花折君は、手の甲を額に当てて目を閉じているので、こちらには気付いて無いみたいである。 「ふふ」 少し弱っている花折君を見て、面白くなった。 「先輩……、今、俺の事、見てる……?」 「……何で」 ちょっと鋭すぎない? 怖いわ。 第三の目でもあるのか? 「…声が、近いから……」