想い出




誰もいない階段に連れて来られた


「美月、俺のこと好きー?」

「自意識過剰?」


「だっ手さっき言ってたじゃん」

「好きなんて言ってない」

「顔赤いよー」「赤くない」



こんなやりとりが続けられた


「美月、好きだよ」


え、!?


はっとして顔をあげると顔を真っ赤にした
滝川がいた