話が終わった、と琴美は感じた。後を続けて欲しいのに相川は琴美の回答に納得して窓の外を眺めている。早くもう一人の大学生に来てほしかった。この雰囲気を変えたい。息苦しくなってきたとき、ドアが開いた。