「ちょっと見て」と佐藤はカバンから冊子のようなものを取りだした。良く見ると通帳であった。佐藤は琴美に開いてみせた。 「残高がこれしかないんだ。本当に全然なくて・・・」 また爆弾発言であった。残高は本当にあと三万とちょっとしかなかった。琴美はもう我慢の限界だった。