ツイテル恋、ツイテナイ恋☆

 二人は三階まで上がり、思いガラスのドアを開けた。手作りの地図や国旗、英会話用語が飾られている。カウンターには誰もいない。
すると、ドアが開く音が聞こえたのか、カウンター裏から紺色の制服を着た女性が出てきた。
 「こんにちは。見学ですか?」女性は明るい感じで笑顔で出てきた。胸には片山とかいた名札を付けていた。