― "存在自体が迷惑"・・・?―







「っつ・・・!!!!」


ボーっとしていた間、頭上から冷たい水をかけられていた。




寒くて何も出来ずに私はその場にしゃがみこんだ・・・。





その瞬間、どこからか声が聞こえた。



『あなたたち!何をしているの?!』




 ―大人の人・・・?


「ヤベっ、サツ呼ばれるぞ!」


「逃げろっ!」



パタパタパタ...


不良たちが逃げていくと影が見えた。