教室に入るとむせ返る程の女子が既に待機していた。


「めんどくせぇ」

「あれ?王子様がそんなこと言っていいのかな?」

陸斗が面白がって笑う。


「「キャー!修哉くん!」」

「朝からうっせぇ。」

「「キャアーーー!!」」


「うん、何かもう逆に羨ましいぜww」

そう言って、陸斗が頷いた。