「は、はぁ?!」


な、な、な、な、
何でばれてんだっ!

驚きを隠せずにいるあたしに対し、
東くんわいたって冷静。

「顔に書いてあるよ」
「え、なっ…ちょ…」
「テンパりすぎ」


東くんわそう言って
鼻で笑った。


「んんっ!言わせてもらいますが、あたしわ翔の事そーゆう目で見てませんから!」

「へぇ、9年間1度も?」
「え、何で知って…」


あっ………!
もう最悪!(-_-;)
何でわかんだし!
何であたしが9年間片想いしてる事しってんの?!

「俺にわ何でもわかんだよ。ここ一番後ろの席だから」
「だ、だから何なの?」
「林田の事なら何でも聞きな。いつでも相談のってやっから」


東くんわ
そう言うと教室を出ていった。



なっ…何なの?
意味わかんない…(-_-;)

東くんって何者?



「って、あ!筆箱返せし」