翔太とは、家が近くて 親同士が仲良くて小さいころから一緒だった。 優しくて、自分より相手を気にして そんな翔太にひそかに恋をしていた ずっと昔から あたしは、福島花歩 ふつうの中学3年生で、毎日 同じ毎日を過ごしていた。 翔太は、そこらへんにいる男子よりもかっこよくて あたしは絶対不釣り合いなんだ あたしは、自室のベットに頭を下す 「あたしを、好きになってよ…」 届くはずないのに。