俺はその日からまたもや学校を休み続けた。
勉強は教科書読んで家で本気でやれば何とかなるし。
響花が俺以外の男とイチャつくところなんか見たら、俺は自分を抑える自信がない。
…もうそろそろ限界だ。
そして、俺に追い打ちをかけるようにその日ぐらいから望んでもいねぇ客が来るようになった。
久谷愛、だ。
どういうつもりか知らねーが毎日のように見舞いに来やがる。
つか、家なんて俺教えたか?
全く覚えがねーんだけど。
見舞いの初日は深刻な顔で家に入れて欲しいと言うから、無下に追いやる事も出来ず、渋々家にあげたら――…
「ねぇ、郁。私郁のこと心配なの」
第一声がコレだった。
――…お前になんか心配されたくねぇし、大きなお世話だ。
俺は帰れと彼女に言った。
今更ながらいくら俺以外の家族が留守だからと言って家にコイツを勝手にあげた事を後悔した。


