嫌だなー。と思いながらも昨日早く来ると約束したため
早めに家を出て重い足を学校へ向かわせる。

「ぉーはぁーょぉぉ。」
小さな溜め息と共に言う。

「みなっおっはよぉっ♪」
咲は朝からテンションが高い。

「はよー。話しかけんぞ。行けっみな♪」
背中をポーンと叩く大雅。

「あ?うちかよぉ。もー」
……最悪。何で私なの~?


「ども、ちょっとうちらと話さないっ?」