「や、やめてくれっ!!」
「はぁ?なんで?お前が悪いことするのがいけないんじゃん」
「……だけどっっ!」
「俺は負け犬の戯言は聞かないヤツなんでね」
「やめっ……」
パンッ
男の声はそこで止まった
かわりに男の胸から紅い液体が流れる
「はい、今日の任務しゅーりょー」
俺は持っていた銃をズボンにつけている袋に入れる
俺の名前は、暁 佐那(あかつき さな)
一人称俺だけど、れっきとした女だ
そして、俺は番狗(ナンバー)という殺し屋に属している
その中の俺は5番だ
あ、俺は15歳
番狗の今までの中で最年少だ
ちなみに俺が番狗に入ったのは10歳の頃
俺が番狗に入った理由はーーーー

