莉緒…大丈夫かな…? もし、本番まで治らなかったらどうしよう… リレーでられない…よね? いや!でも、大したことないかもだし… 大丈夫だよね? なんて雅也君が帰ってくるまで考えてた。 「莉緒どうだった?」 私がそう聞くと、雅也君は「けっこう痛むみたい。だから、悪いけど鞄持って行ってくれない?あいつはまだ保健室いるから」 と、少し困ったように笑った。 「うん。わかった!」 そう言って私は教室にもどった。 そして、莉緒と自分の鞄をもち、保健室へダッシュ!