莉緒が保健室にいってすぐ、私の番がきた。 「じゃあ次!…位置に着いて。よーい……ドン!!!」 私は思い切り地面をけった。 走ってる最中も莉緒のことが心配だった。 そしてもちろん1位でゴール。 「愛菜やっぱり速いね!」 「まあね♪これくらいしか、いい所ないし」 勉強…苦手なんだよね。 「それより、吉瀬くん大丈夫なの?」 「んー…まあ莉緒のことだから大丈夫だよ♪」 「それもそうだね(笑)」 なんて言ったものの…