莉緒…どこ行ったのかな―?

う…ん、

莉緒が行きそうなところ…
あっ!!

莉緒が行きそうなところを思いついた私は、その場所まで走った。

「莉緒!」

やっぱりそこには莉緒の姿が。

ちなみにここは屋上。

「愛菜…なんで?」

莉緒は自分の居場所がわかった私にびっくりしたようだ。

それよりも!

「莉緒怒ってる…?」

私が莉緒の言葉を遮ったから。

そう思った私に莉緒は「怒ってねーよ」と言った。

「良かった」

だって莉緒は大切な友達だもん。

莉緒に嫌われたら、私生きていけないな。←