私、千葉ゆかり
仕事は、保育士
そして、趣味で15年やって来た、踊りの先生
今年の夏24歳になる。
「お疲れ様でした。｣
「ゆかり先生、お疲れ様。｣
そう言って私は、いつものように保育園から帰る。
今から2年前、父や母に頼み一人暮しを始めた。
「今日の夕飯は…と｣
家から近い行き付けのスーパー
夜遅くに行くと値引きされてるから、食欲旺盛な私にとっては、嬉しい!
「よお。ゆかり！｣
「あっ！剣弥!!｣
お惣菜を見ていた私に、向かえから来るのは、幼馴染みの
杉山剣弥 (ｽｷﾞﾔﾏ ｹﾝﾔ)
「これから、夕飯なんだけどうちん家に寄って行く？｣
「いつも悪いな｣
そう言って買ってくれた、袋を持ってくれる。
私と剣弥は、赤ちゃんの時からずっと仲良し。
