次の日の朝。

「晴菜!おはよっ」
という声が通学中聞こえ、
南ちゃんかと思ったが、声があまり聞こえなかったので、

後ろをふりむいた瞬間。

また、私の視界はなんと古城君に。

「おはよっ!もう、俺の彼女だし。晴菜でいいよね?」

「う、うん・・・それより・・
朝からキス・・・」

「いいじゃん。目覚めのキスだよ。」

確かに目覚めはしたけれど・・・

「さて、学校行くか」

「うん・・・」

まだ、頭が真っ白のまま。
本当に私は古城君の彼女に?


そう考えるとやっぱり涙が・・・