彼が、私の唇とキスしてる。それを知ったのは、キスが
おわったあと。

「・・・」ただ、ただ、茫然とするだけだ。

「次泣いたら・・・もっといたずらするぞ?」

「・・・」

「あははっ。嘘だよ~
泣いてる真中みてたら我慢できなくって。」

「古城君・・・」
「ん?」

「大好き~!」

私はまた泣いて。彼の体に抱きついた。

それから、数時間後。私は、古城君とまた明日。
と別れを告げた。

そして・・・

ピロリロリーン
ん?電話?・・・

あっ南ちゃん・・・

「もしもし・・・」
「あ、晴菜?どうだった?」

「南ちゃん・・・私、私・・・
彼氏ができちゃった・・・・」

「・・・まじで?!やったじゃん!もう私まで泣けてくるよ~」

「うん。・・・ありがとう南ちゃん・・・」

私もまたまた、涙を流すばかり・・・

南ちゃんとは1時間も電話で話して・・・




今まで、両想いなんて・・・
経験したことない。どうすればいいんだろう?