彼氏は歯医者さん☆


『…………愛羅』

後ろから声が聞こえた

振り返ってみるとそこにはお兄ちゃんが立っていた


愛羅『…お兄ちゃん』


慎『愛羅……ごめん』

お兄ちゃんが申し訳なさそうに謝る

お兄ちゃんが悪くないってのは分かってる

分かってるけど…

独りぼっちになんかなりたくないよ…


愛羅『別に…もぅいいよ…』


慎『愛羅、俺は愛羅のことが嫌いになったワケじゃない』


愛羅『……うん』