『げん、意味がわからん』
「あき…いつから純粋なキャラになったんや」
ちょ、あっきー?
私純粋やから!(笑)
『もとから純粋ですがー』
「彰ー、私の秋華やからぁ」
奈緒が私をぎゅーっとする。
そんな奈緒に便乗して、
『あっきー、私の奈緒やからぁ』
ってぎゅーっとした。
「いやいや、奈緒は俺のやし。あきは元にあげる。」
ぐいぐい、とげんのほうに押され、
「うおっ」
少しびっくりしたげんに後ろから抱き止められる。
「まぁ、あきは俺がもらっとくわ」
ありがとうございますー
って!
『私を余り物にせんといて!』
げんに後ろから抱き締められたまま、
しばらく話ていると
「元ー、お前いい加減離れろ~」
ってハルちゃんがきた。

