『みぃ…今の話、全部「聞きましたよ♪」』
や、やっぱりー(泣)
「てゆうか、最近あきさん不足っす~」
ぎゅうぎゅう、とみぃが抱きついてくる。
『ちょっ、みぃ!』
「ん~、なんも聞こえへーん」
165の私と171のみぃ。
そんなみぃに抱きつかれると顔がほぼ同じ高さにあるわけで。
『みぃ…こ、ら。湊っ!顔近いからっ///』
私の頬に自分の頬を甘えるように擦り寄せ、
「もっと湊って呼んでください♪」
って、そうゆうことちゃうからー!
けど今はそれどころじゃない。
好きってせっかく認めたのに、ハルちゃんの前で
抱き着かれて勘違いされたら意味ないから!
『…わかった!湊って呼ぶから、』
「じゃあ俺もあきさんじゃなくてあきって呼ぼっかなぁ♪」
『全然呼んでくれていいからっ』
「ほんまは秋華とか言っときたいとこっすけど、カップルちゃうし。」
うんうん。
なんでもいいから、はーやーくー。
うわっ、ハルちゃんと目合ってもた!
あ~、最悪やぁ。

