「…夏葵、あんたも遅刻するからいきや」


ほら、お母さん呆れて苦笑いやん。



「今日は講義9:20からやし、秋華送ってからいくわ」


まじでっ!?

期待に胸を膨らませなつを見る。


「可愛い顔で見つめんなや~」


…こんなシスコンで、可愛い彼女
出来てることが素晴らしいわ(笑)




『けど帰りどーしたらいいん。電車?』


「や、俺迎えにいくから」


『ほんまに?じゃあ甘えまーす♪』


「じゃあ夏葵、秋華のことよろしく!今日お父さんとお母さん、飲みにいくから2人でご飯たべといてな」


『はーい』


そう言って、なつの車に乗り込んだ。