『…あっれー。は、陽大クン?』


身に危険を感じた私は一歩後ろに足をだす。

それに合わせて、腕を掴んだまま
どんどん壁へと私を追いやる陽大。



「……さっきの笑顔は、まじで可愛いすぎ」


え?

って聞こうと思った私の唇は陽大によって塞がれた。



『……んっ』


キスに慣れてなく、苦しくなった私は
どうしていいかもわからず陽大の肩を叩こうにも
腕を掴まれているため、仕方なく酸素を求め口を少し開く。




それが失敗だったみたいで、

『……ん…ふぁ…』


陽大の熱い舌が私の口内に侵入するのを許してしまった。