「は?ちょ、湊お前なにちくってんねん!」


慌てるタッキーたち3人。


なるほど、私にバレへんよーにしてたわけか。

それを湊が今ちくってんなぁ、


って、私なに第三者目線なん!?

あかん、あかん。

このままやと萌にハルちゃんとられる!


けどもともと私彼女ちゃうし…

止める資格ないやん。



「…秋華大丈夫?」


『奈緒…私、どうしたらいいんかなぁ…』


恋愛未経験な私にはわからんわ。






「…今から止めにいけ。」


『はい?』


え、いきなりこの子はなにを?


『ちょ、げん。なに冗談言うてるん?』


「俺の顔が冗談に見えるか?」


んー…

『……見えないっす。』


「ならいい。止める方法は1つ」


ごくり、と周りにいる湊以外の全員が緊張感をもつ。






「秋華、お前陽大に告白せぇや」