「え!?」
確かにいた。
書道室の中庭でおじい(先輩)とゲームをしていた。
やばい…
心臓がドキドキする…
「話しかけなよ!!」
小声で夏海が言った。
「頑張る!!!!」
私は意をけして
窓を叩いてみた。
「あ ここちゃん♪」
先におじいが反応していた。
「二人でなにしてるのー?」
「ゲーム」
そっけなくゆうくんが
答えた。
うっ…ぐさってきた…
「たのしい?♪」
「たのしーよー♪」
今度は笑顔だ。
安心ですWW
「早く聞いちゃいな!!」
夏海が小声で言った。
「あっ…あのさ!!ゆうくんアド教えてっ♪」