『あたしだって詩織が
嫌がってるか
そうじゃないかは
すぐにわかるよ。』


『でも何で
図書館の前に居たの?
あれも彼に
頼まれたから?』


『いや、
あれはわたしの独断。

あんたのことだから、
どうせ今日のこと
わたしに遠慮して、
内緒にして、
1人でモンモンとする
でしょ?

気が楽になるなら早い
方がいいじゃん。』