ある程度の説明を簡単に終える。
五十嵐くんに少し助けてもらってなんとなく伝わったかな?
「えーっと…こんな感じなんだけどわかったかな?」
『んー、難しそうだけど楽しそう!』
『たしかに!やってみよーよー』
と、なか良さそうな女の子たちがいった。
『よし、ぢゃー机後ろに下げて、イスで円つくってー』
と、五十嵐君がいう。
五十嵐君の指示でみんなが動きだす。
…………
無事、五十嵐くんの協力のもと
レクリエーションは終わった。
そのあと
休み時間にあたしはトイレに向かった。
“ガラガラ…”
トイレのドアを開けると
女の子が2人いた。
鏡をみながら一生懸命髪を整えてる子と
それを待っている子。
ドアを開けた瞬間
あたしは待ってる子と目があった。
背高くて美人…
そして髪を整えてる子とは鏡越しに…
ん?あれ?
「笹木?」
『棗!?』